そもそもワキガとは?4つの原因から見たわきが対策

ワキガとアポクリン汗腺の関係

ワキガの原因と言われている
「アポクリン腺」と呼ばれる器官があります。

 

このページでは、アポクリン汗腺の働きと、
そこから分泌されたものが

 

どのような効果をもたらすか、
見ていきましょう。

アポクリン腺とは?

人の体にはアポクリン汗腺とエクリン腺の2種類の汗腺が存在しています。

 

汗腺の主な機能として、発汗することで体温を調節すると一般的に知られていますが、
2種類の汗腺は、それぞれ違う役割を担っています。

 

アポクリン汗腺

 

アポクリン汗腺の特徴

この汗腺は性ホルモンの影響を受けているため、思春期の年齢になると分泌が活発になります。
そのため、月経周期と関係していて、月経前期と妊娠期に、より活発になります。

 

アポクリン汗腺から出る汗は、粘稠性(ネンチュウセイ:粘り気があり濃いこと)があり、
乳白色か、黄色っぽい色に見えます。

 

また、エクリン汗腺よりも発汗量が多いですが、数は少ないのも特徴として上げられます。
本来は無臭ですが、皮膚表面 にいる細菌に分解されることで臭気を帯び、ワキガの原因となります。

 

アポクリン汗腺の役割

アポクリン腺(別名大汗腺)は、世間で言う体温調節の役割は持っていません。

 

本来の役割はニオイのある汗を出して、異性を惹きつけるフェロモンを出すというものでした。
人間の場合、フェロモン以外でも言語機能などの発達したこともあり、
本来の役割の重要性が低くなり、退化し、一部の部位のみに存在しています。

 

ニオイがでる汗が出ることには変わりがないため、
結果としてワキガ、スソワキガ、乳ワキガなどの臭いの原因となります。

 

汗に含まれる成分

アポクリン腺から出る分泌液にはタンパク質、糖質、鉄分、脂質、アンモニアが含まれている。

 

分泌されてすぐには臭いがありませんが、
時間がたち脂質が酸化、細菌による分解が行われることで強いニオイの原因に。

 

この臭いがワキガの原因であり、アポクリン腺とワキガの深い関係がわかるでしょう。

 

アポクリン汗腺がある場所

アポクリン腺が存在する場所は、ワキ、陰部、乳輪、肛門周辺など。

 

ワキガかどうかのチェック項目として、耳垢が湿っているかどうか、
という情報を聞いた方もいるかと。

 

耳の外耳道(耳垢が溜まるところ)にも原因となるアポクリン汗腺は存在しているため、
湿っている場合はワキガの可能性も否定できないのです。

 

また、アポクリン汗腺は特に脇の下に多いので、
脇下の汗はアポクリン汗腺が原因の事が多いです。

 

エクリン汗腺

 

エクリン汗腺の特徴

体温調整をするために人間が特に発達している器官。
成人で平均300万個のエクリン汗腺を持っていて、最大10Lの汗をかく。

 

暑い時、運動をした時、精神的ストレスを感じた時、
辛いものを食べた時などに出る汗はほとんどがエクリン汗腺が原因です。

 

汗に含まれる成分

汗に含まれる成分はほとんどが水分です。
わずかに塩分が含まれているので、暑い季節に塩分を摂取して
熱中症対策をするのには、過剰に排出された塩分を補うためになります。

 

エクリン汗腺の役割

エクリン汗腺は唇など一部の器官を除いてほぼ全身にあり、
額、ワキ、手のひら、手の甲、足底が特に多いです。

 

背中、胸、お腹にも、もちろん存在しますが、
個数としては少ないものの、1つ1つのエクリン汗腺が大きいため、
1度に発汗できる量が多く、個数と面積を補っていると言えるでしょう。

 

能動汗腺(活動をしてるエクリン腺のこと)が多いことは良いことですが、
過剰すぎると多汗症になり、、汗が細菌を増やして、臭いの原因にも。

アポクリン汗腺が多いとワキガになりやすい

ワキガで悩んでいる人の多くはアポクリン腺が多く、分泌口が大きい方です。

 

簡単に言うと、においの原因を出す場所も多く、排出口も大きいイメージ。

 

アポクリン腺の数は3歳になる頃には決まっています。遺伝も影響を及ぼすが、
個数は死ぬまで変わることはありません。

 

年齢を重ねると、フェロモンを出す必要もなくなるため、
分泌する際の成分量も影響し、ニオイが気にならなくなるレベルになる人が多い傾向にあるのが現状です。

アポクリン汗腺を除去するには手術が必要

ワキガを治す手術は、このアポクリン腺を取り除く、機能を停止させる等があります。
そうすることで臭いの原因を出す出口をなくします。

 

手術方法

ボツリヌストキシン(リジェノックス)

切らない手術。脇の下にボトックス注射をする(効果は永続的なものではない)

 

ミラドライ

マイクロ波の照射をすることで機能を失くす

 

剪除法

切開手術。切開後、ハサミで切除する

 

費用

 

ボツリヌストキシン(リジェノックス)

脇:12,960円〜 スソ:38,470円(保険適用外)

 

ミラドライ

両ワキ35,000円(保険適用外)

 

剪除法

両ワキ:50,000円程度(保険適用)

手術をしてもワキガが再発することもある

手術をしたとしても、ワキガ臭が残ったり再発することがあります。

 

よく「術後数ヶ月で腋臭が再発した」という声も聞きますが、
これは、あらたなアポクリンが急激な成長をしたのではなく、
手術時に、アポクリン汗腺を取り残してる可能性があるためです。

 

一度除去したアポクリン汗腺は再生をするのに10年ほど掛かると一般的には言われていて、
思春期を迎えてる子供が手術をしても再生には数年かかると考えられている。

手術以外でワキガのニオイを抑える方法は?

ワキガ対策は正しい方法で

すでにワキガだと自覚のある方は、ワキガの臭いを抑えるために色々な方法を試しているかと思います。

 

ただし、せっかく気を使っている行動が
実は対策方法が間違っている場合も。

 

結果として
ワキガの臭いを悪化させてしまう原因にもなりかねません。

 

ワキガの臭い対策に掛かる費用や手軽さ、
続力などは方法によって異なりますが、

 

正しい方法で日々ケアをしていくことで、ニオイに悩まされないようにしていきましょう。

 

ワキガの臭い対策方法について徹底解説しています。

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